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我輩は決して知らなかったわけではないのである。
ただ、甘く見ておっただけなのである。 ドワーフの職人を、そして我輩のドラクル運のなさを。 あの日の幸運は、今日の悲劇の始まりだったのである ――――――――――――――――――――――――――――
我輩は毎日こつこつと悪魔城をつぶし、 エリート悪魔を倒し、七竜名声値を貯めてきた。 それは全て装備品を鍛えるためである。 我輩は200貯まればすぐさま祝福の宝石と交換してきたのである。 その成果がこれである。 なかなか強そうであろう? 祝福の宝石で+0から+6まで鍛え上げた。 計6個使ったわけである。 七竜名声値で1200分であるな。 全て自らの手で稼いだ七竜名声値である。 悪魔城を一つつぶせば、七竜名声値が4もらえるわけであるから、 実に悪魔城300個分である。 もちろん、エリート悪魔を倒したり、クエストの褒賞としてももらっておるため、 全てが悪魔城で稼いだわけではないわけであるが、なかなかの数である。 頑張って育ててきた剣ではあるが、祝福の宝石で+7以上にはあげられぬ。 これ以上は魂の宝石が必要なのである。 しかし、七竜名声値は全て祝福の宝石に変えるため、 基本的には魂の宝石はもっておらぬ。 なぜならば、公式サイトにはこう書いてるからである。 レベルが下がったり、壊れたりするというのはなかなか恐ろしい一文である。 しかも成功率はあまり高く無いというではないか。 それでは大切な七竜名声値を、魂の宝石と交換しようという気にはならぬ。 だが、そのとき我輩はたまたま魂の宝石をもっておったのである。 なぜか? あの悲劇の日、我輩は王立美術協会のイベントで賞品をもらったと書いた。 その賞品が魂の宝石だったのである。 折角もらったものであるし、使ってみようかという気になった。 一回くらいなら平気であろう。 もしも+7になれば儲けものである。 その考えが甘かった。 守護の剣と魂の宝石をセットしボタンを押す。 さぁ、結果はどうであろうか? しっかりとシステムメッセージも届いておった。 どう下がったのであろうか? どれくらい下がるものなのであろうか? おそるおそるとカーソルを守護の剣に合わせる。 なんだと……。 我輩の祝福の宝石5個分が消えてしまったのである。 悪魔城250個分の苦労が消えてしまったのである。 もう二度と魂の宝石なぞ使うものか。 レベルが下がることは覚悟していたがまさかここまでとは思わなかったのである。 昔から『禍福はあざなえる縄の如し』という。 これだけついておらぬ目にあったのであるから、 次は良いことが起こるはずである。 そう自分を励まし、気を取り直して白銀の宝箱を開けることにしたのである。 日常クエスト「優秀な成績(9-13)」で手に入れた白銀の宝箱であるぞ。 いつも通り、ダイヤで買った白銀の鍵を使って開けてみると……。 さすがの我輩もこれには絶句したのである。 PR |
COMMENT:
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:無題
この見事すぎるオチを得られたんですから
「我輩は強運の持ち主である」 とふんぞり返って下さいよ!! げいむすきおである。
うむ。このタイミングでこれが出るとはかなり神がかっておる。
イベントでもらった賞品で喜んでおったら、 不幸の始まりだったなどというのもかなりのものである。 |
【2009/07/29 17:25】| | pietro_ #99aedb27d4 [ 編集 ]
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